難破船まじやみの冒険

迷いながら日々生きています

ユウショウ!!!

こんにちは。ご無沙汰しておりました、まじやみです。

日比谷野音で行われたEJ Music Days 2021 Day1*1に行ってまいりました。

 

 

僕がボイメンのライブを踏み始めたのは2019年の秋から*2だったので、夏の野外フェスに参戦するのは実はこれが初めてでした!

季節を問わず元気なメンたちですが、気温もテンションもアチアチのステージを見てみたい(同時にメンバーたちがぶっ倒れないかハラハラもしますが…)気持ちはずーっとあったので、こんなご時世とはいえその夢が叶ったのは純粋にうれしかったです。

天気も1週間前くらいからは雨予報でしたが、土曜が近付くにつれて少しずつ降水確率の数字が小さくなっていくのを見て、これはなんとか持ち堪えるか…?と期待しつつ、でも確率的に考えたらなぁ……と、雨にあたった時の準備もいろいろとして臨んだ初野外でしたが……当日はバッチリ好天に恵まれ、むしろこの日の東京は夏の空気に包まれました!

10年選手のボイメンくんであれば、雨だろうが晴れだろうが最高のライブにしてくれるのは間違いないと信じているのですが……こういう勝負どころでテンションの上がるコンディションを持ってこれる「ヒキの強さ」みたいなものも、アーティストとしての実力の一部ですよね!(?)

 

そんな彼らのステージについては、やっぱり僕が語るよりも、配信があるのでそっちを見て!という気持ちです!

 

野音という最高の舞台でも、とにかく1曲目から全力全開!いつものボイメンの良さがガンガンに溢れていて、それが野音の空気とばっちり合ってました!

特に今回は夏の野外特有(たぶん)の夕暮れのまとわりつくような暑さに包まれていましたが、そんな気候を吹き飛ばすような「ボイメンの熱さ」が全編にわたってほとばしっていて……最初から最後まで見所ばかり!

僕はといえば客席で「これがボイメンの夏か〜!!!」と、夢にまで見たこのライブの幸せを噛み締め……たのもつかの間、汗でビッシャビシャになりながらもガツガツ動いてガンガン歌って叫ぶボイメンのアツさに当てられ、客席でペンラを振って存分にこの祭典を楽しんできました!優勝!!!

 

というわけで今回の野音でのライブ、普通にボイメンの単独ライブだったとしても十二分に楽しくて大満足の内容なので、配信の視聴期限(今週18日まで)いっぱいまで繰り返し見てまだまだ楽しんじゃおうぜ~!といまだに沸きかえっているのですが……この野音ライブの良さを語ろうと思ったら、ボイメンがいちアーティストとして見せてくれたアチアチのパフォーマンスだけでなく、「フェスのホスト」として見せてくれた最高のおもてなしにも触れずにはいられません。

 

フェスの客席っていろんなグループのファンが集っていて、それぞれのグループは自分を見にきてくれたお客さんに向けて最高のパフォーマンスを見せよう!というのが当たり前なはずです。

特にこういうコンディションの時は「いかに自分たちの出番に全力を注ぐか」みたいなところに集中するのって全然間違ってないし、むしろそれが自分たちを見に来てくれたお客さんに対する誠意だと思うんですよね。

でもボイメンは見ての通り、他のアーティストさんの時間にお邪魔して、自分たちの出番よりもハジけてるんじゃないか?ってくらいの賑やかしをかまし、そのうえで自分たちのステージを全力でやりきりました。自分たちの出番も大切だけれども、イベント全体が盛り上がってほしいとか、ボイメン目当てのファンに対しても他のアーティストさんのライブも楽しんでほしいとか、そういう心意気をすごく強く感じるのが、ボイメンというグループがフェスという場で発揮できるいちばんの良さであり強みなんじゃないかな〜って思うんです。

なので今回のフェスでのボイメンを見て、もちろん夏の野外のボイメンの良さを肌で感じられたことも嬉しかったんですが、このホストとしての働きの向こう側に、彼らがたまにラジオなんかでに言う「ボイメン主催のフェス」のカタチが見えたような気がして、それがすごく個人的には収穫だったな~と思いました!「ボイメンがホストをやるからには絶対損はさせないぜ!」って思えたし、そういう感覚が他のアーティストさんや今回のライブを見たお偉いさんの胸にも植えつけられていたら、きっと近い将来に叶う夢なんじゃないかなって思いました。

 

もちろん今回みたいなコラボは、lolさん・ダイノジさんとボイメンのこれまでのご縁だったりとか、いろんな条件がそろったからこそ実現したことだったとは思います。もしかすると、他アーティストさんのファンの方の中には、ボイメンがガツガツ出てくるのを内心苦々しく思う方がいないとも限らないわけですが……それでもこんなに楽しいステージを一緒に作り上げてくれて、ありがとうございましたの気持ちでいっぱいです。

 

色眼鏡が外れないボイメンのオタクがもう少しだけ私見を述べると、フェスのボイメンは他のアーティストさんのパフォーマンスを純粋に楽しんでる人たちばかりなので、「雑草出身」の彼らが持ってるいい意味での素人らしさとか、後輩力の高さとかもひっくるめて、こういう場でみんなから好かれる素質をボイメンは持っていると思うんですよね。

そしてその筆頭格というか核弾頭というか、ボイメンの誇る飛び道具である辻本さんの活躍は、今回も出色モノだったと思います。

ボイメンのファンとして会場に来ていると、どうしたって他のアーティストさんの出番では若干の遠慮というか、勝手を知らない分だけ「控えめに楽しもう」という気持ちにならないでもないわけですが……特にダイノジさんのDJパートでは、シャカリキな辻本さんの登場から会場の雰囲気が一気に変わり、ボイメンのファンたちのボルテージは「辻本さんに続け!」とばかりに急上昇したように感じました(推しの欲目かもしれませんが)

配信のカメラも辻本さんをたくさん抜いてくれていますが、カメラに映っていないところでもステージの端から端を駆け回って、あちこちで楽しい動きや客の煽りで盛り上げ続けてくれてました!結果汗だくになって、ボイメンの本編を心配するダイノジさんたちに叱られてしまったわけですが 笑*3

僕みたいな陰の気を纏った者からすると、辻本さんがシャカリキに周りを盛り上げる陽のパワーの源はどこなんだろうって考えたりもします。

あんなにもステージ上の辻本さんが楽しそうに見えるのは、きっとご本人がシッカリとこの場を楽しまれているから…というのは間違いないと思うのですが……もうひとつ思い当たるのは、辻本さんがこの盛り上げ隊長の役割を「自分に求められた使命」であると認識しておられるからなのではないかという個人的な仮説です。

 

というのも、野音での辻本さんの姿を見ていた僕は、初めて辻本さんを見つけた「あの日」のことを思い返していました。

※「あの日」に関しては、以下の過去記事を参照されたし

 

mjym.hatenablog.com

 

おはスタというたくさんの共演者がいる番組の中で僕が辻本さんを見つけられたのは、(もちろん辻本さんの御姿が非常にお美しかったという要素は否めませんが、)それ以上に彼の献身的な動きや視野の広さや、タイミングを心得た合いの手が番組の進行をさりげなくフォローしていたからでした。辻本さんのバラエティ的な魅力は、物怖じせずに大ハッスルできる度胸はもちろんですが、その度胸を持ち合わせつつ、その場・その状況で求められる役割を理解して、それを自分のキャラクターを活かして確実に遂行する「プロの仕事」ができるところなんじゃないかなと僕は個人的に思うわけです。

 

なんだか話が脱線しましたが、つまり何が言いたいかといえば、辻本さんのあの無尽蔵の元気の奥に、ご本人が持っている強い責任感やプライドが見え隠れしたような気がして、また改めて惚れ直しちゃったなぁ〜ということでした。

毎日推しに惚れ直しているちょろいオタクなので相変わらず言葉に説得力はありませんが、改めて辻本さんの好きなところを確認することが出来て、本当に楽しくて嬉しくて最高なライブでした。野音ありがとう!ユウショウ!!!

 

オタクの戯言はともかく、出演者の皆さんは酷暑の中でのアチアチなライブ、本当にお疲れ様でした。こういう機会がたくさんある世界であってほしいし、こんなに楽しかったのによく考えたら発声禁止だったわけだし、ご時世もあって会場のキャパもぜんぜん余ってたわけだし……まだまだボイメンの夏の楽しさの上限はこんなところじゃないはずですよね!みんなで気兼ねなく、楽しさと推しの尊さで熱中症になれるような夏が、一日でも早く来てほしいなと改めて思いました。

*1:このイベントがどういう性質のものかという点については、ちょっと思うところがないわけではないのですが……貴重な機会には違いないので、ありがたく参加させていただきました。

*2:ちなみに2019年7月14日のサマステは初ライブのチャンスだったのですが、この日は別の界隈の友人と会う先約があり、今となっては貴重な現場を干したのでした…友人も連れて行けばよかった…

*3:あの瞬間の辻本さんの表情をガッツリ抜いてくれたカメラマンさんには最大限の感謝を申し上げます