難破船まじやみの冒険

迷いながら日々生きています

信じる

※この文章はボイステ初日を観た人間が書いています※

※直接的なネタバレ記事ではない、ただのオタクポエムなのですが、ちょっとでもネタバレが嫌な方はブラウザバックをお願いします※

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ボイステ、いってきました。

できたね。

めちゃくちゃよかったね。

僕の今の正直な気持ちとしては、ほっとしてる安堵感が7割。
そして辻本さんが最高にかっこよかったことに対する喜びが7割
占めて4割の感情が心から溢れて、事あるごとに目からこぼれてしまう。
本当に今日を迎えられて、ここまで来れて、本当に良かった。


11月のボイワ(僕は不参加)で喉の不調をファンに伝えて、
12月31日のももくろ歌合戦を最後に、辻本さんは歌唱を控えるようになった。
そこから辻本さんの声が聴けない生活が始まって、2月のボイワでは、もう少し待たせちゃうけど、復帰の日を待っててほしいって言ってくれた。
「その日」が、やっときた。


舞台が始まってみんながオープニングで踊りだしたとき、ぼくはこんなことを思い出していた。

こないだの3月15日、ライブが中止になったけども僕は名古屋遠征を断行して、その時のカフェのモニターには元日ライブの映像が流れていて。よく考えてみると、辻本さんだけがいないボイメンのライブを見るのはこれが初めてだった。
いつものヤンファイソーレのはずなのに、あのムチャクチャでキレキレなダンスを踊る赤いお兄さんがいなくて、仕方ないはずとわかっているのに、どうしようもなくさびしくなった。

 

あのとき僕が見たくてたまらなかった全力の辻本さんが、いまは目の前にいる。そのことがどんなにうれしいことか、舞台の幕が開いて、改めて思い知ったのでした。


舞台は歌もあったし、長ゼリフもあったし、叫ぶようなセリフもたくさんあった。
けんちゃんや吉原くんの伸びのある歌声と比べると、ちょっと声がまだ出にくいのかなって思うところもあった。
ただでさえ出ずっぱりで、舞台上を飛び回って、普通にこなしてもハードな内容なのに、喉に不安があって、ほんとのことを言えば、辻本さんのセリフのとき、辻本さんの歌う時、ずっと祈るような思いでハンカチを握りしめてた。

でもこの物語の中で、赤羽一真はみんなに「俺を信じろ」って言うんだよね。
舞台の中の話なのに、どうしても僕は辻本さん本人にこの言葉を重ねてしまって。


僕は辻本さんに出会ってからまだ1年もたたないド新規だから、辻本さんやボイメンがどんな大きな障害にぶち当たってきたかを、「知って」はいるけど「分かって」はいない。
どうしても「苦労はあったけど今はここまで大きくなれた」っていう、きれいなサクセスストーリーとして彼らの足跡を見てしまう。

でもやっぱり、いろんなことを知るということは、かれらを理解するためには必要なことで。
昔のブログを読めば、ずっと昔からスーパーハードな日程でお仕事をこなしている(その合間にブログを書いてくれていたのもすごい)様子もわかるし、
はた目から見たら壊れちゃうんじゃないかってくらいのハードでストロングな日々を送ってきた先に、今日があるんだよね。

そんな日々を乗り越えてきた彼だからきっと、喉の手術という大きなピンチにも「信じろ」って言葉を言える。言ってくれる。

こんなカッコいい人に出会えた幸運を、今噛みしめずにいつ感じろというのか。
そしてこんなカッコいい人の言葉を、僕が信じず誰が信じろというのか


辻本さんがちゃんと舞台をこなせるか不安な気持ちになるの、本当はよくないとわかってます。ごめんなさい。本当のことを言えば、この舞台に限らず、無理をして傷ついてほしくはないんです。
でも辻本さんの言葉を僕は信じたいし、その決意を全力で応援したい。
僕は辻本さんみたいにカッコいい生き方は出来ないから、せめて辻本さんの夢を一緒に見たい。


なんか気が付いたら気持ち悪いプロポーズみたいになってしまった…恥ずかしや…
でも貧乏性なので、この記事はブログにのせることにしました。

舞台はまだまだ初日が終わったばかりで、これから試練がまだまだ続くけど、客席から辻本さんの生き様、しっかりと見届けてこようと思います。